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数字から考えるペット業界の現状と今後 ③獣医師数の推移と動物病院の規模 2019/12/09

※この記事は2019年3月発行のHippo-Works より掲載しています。

獣医師数の推移と動物病院の規模

獣医師数(獣医師法第22条の届出による)は2006年が35,818人であったのに対し、2016年が38,985人であったことから、増加していることがわかります。
このうち小動物診療に従事する獣医師は15,330人で、公務員が9,350人、企業・団体などが5,585人、獣医事に従事しない者が4,449人、産業動物診療が4,270人となっています(図④)。
また、動物病院の開設届出状況は、2008年が約10,000件であったのに対し、2018年には約11,900件まで増加しており、近年のペット飼育頭数の減少傾向に反して、動物病院の数は年々増加していることがわかります。

 1施設当たりの獣医師の数は、3人以下である施設が大半を占めています。
一方で、獣医師が10人以上の施設は2.1%(253施設)あり、獣医師5~9人の施設の割合よりも多くなっています(図⑤)。しかし、獣医師数が3人以下の病院の割合は、2008年が93%だったのに対し、2017年は90%となっているのです。つまり、4人以上の中規模から大規模の病院の割合が増加していることから、徐々に動物病院の大型化が進んでいる傾向がうかがえます。
また、農林水産省の公表するデータから、政令指定都市や特別区がある都道府県に10人以上の獣医師がいる大規模な病院が多く、人口の多い都道府県ほど大型の動物病院が多いということが分かっています。
実際に、動物病院で働く獣医師の分布を都道府県別にみると、東京都(約2,500人)と神奈川県(約1,450人)が突出しており、次いで千葉県、愛知県、埼玉県、大阪府(いずれも900人前後)に集中しています。

図④ 獣医師の職場の内訳
図⑤ 1施設当たりの獣医師の数

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