オンライン就活を 味方につける3つの心得③「コミュニケーションの注意点をおさえておく」 2021/07/13

コロナ禍で急速に進んでいる『就活のオンライン化』ですが、その特性を知れば「味方」にだってできます。貴重な時間をオンライン就活の攻略法を考える時間にしていきませんか?オンライン就活の特徴と3つの心得をしっかりつかんで、笑顔で就活に臨みましょう!

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【心得③】 コミュニケーションの注意点をおさえておく

\意思疎通がしにくい、一方通行になりがちなオンラインコミュニケーションの落とし穴/

面接は「対話」、すなわち双方向のやりとりを通じて相手は一緒に働きたいと思える仲間を探しています。オンラインでは一方通行のコミュニケーションになりやすく、対面時と比べ、あなたの熱量、エネルギーは伝わりづらくなります。
さらに、「自分が話さなくては」という気持ちから長く話してしまう傾向があり、相手も話を止めるタイミングが難しくなります。オンラインだからこその注意点を知り、会話のキャッチボールをスムーズにおこないましょう。


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1.熱量の落とし穴 ~オンラインで熱量を伝えるには?~
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「熱量を伝える」というとジェスチャーや声を張るなどの表現方法ばかり考えがちですが、本当に熱量があるか?が問題です。相手はこれまでに多くの学生と面接し、数え切れないほどの飼い主様と接しているので表面的なテクニックはすぐに見抜かれます。あなたの中の本物の気持ち(熱量の源泉)を自分の言葉で語れることこそが重要なのです。志望動機、学生時代に取り組んだこと、どんな獣医師・動物看護師になりたいかも、すべてにおいて次の問いに対する明確な答えをもっていることが重要です。

【熱量が伝わるためのあなたへの3つの問い】
▼ひと言でいうと答えは何ですか?
▼それはなぜですか?
▼その根拠となる具体例は何ですか?


自分の本物の気持ち(熱量の源泉)を知ること。これが一番大切です。
この3つに自信を持って答えられれば、オンラインであっても熱量は伝わります。



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2.受信の落とし穴 ~リアクションとオウム返し~
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会話のキャッチボールができなければ、仕事をする上で意思疎通ができないのでは、と相手は不安になります。
「リアクション」と「オウム返し」をしっかりとおこなえば、感じがよく、正確な会話のキャッチボールが成立します。

【リアクションを味方につける】
誰しも「自分の話や質問がちゃんと届いているか?」は気にかかるもの。オンラインではなおさらです。相手の説明や質問をちゃんと受信しているサイン(=リアクション)を対面時以上(1.5倍)に意識して送りましょう。

▼うなずき
説明や質問を聞くときには、大きくゆっくりうなずくと◎。
また相手の話の「、」「。」のタイミングでうなずくと息が合っている印象になる。

▼返事
質問に答える前に明るく「はい!」と返事をすることが大切。相手の話をきちんと受け取ったという合図となり、メリ
ハリがある印象を与える。オンラインでは声がこもって聞こえがちなので、口を大きく開けて、一文字ずつ意識をし
て発音するとハキハキと聞こえる。


【オウム返しを味方につける】
面接では正確に相手の質問を受信することが重要です。オンラインでは、質問の意図をつかみきれず、相手に「質問の答えになってないんだけどな・・・」とイライラを抱かせることも多くあります。

▼何を答えればよいかわからなかったとき
躊躇せずに「申し訳ありませんが、もう一度お願いできますか?」と聞き返すことが重要。仕事においてもわかったふりはトラブルの大きな原因となる。曖昧なことをきちんと確認できる人というプラスの印象を持ってもらおう。

▼オウム返しで確認する
相手の質問のポイントを「●●についてですが、~」とオウム返しするのも、正確なコミュニケーションにつながる。


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3.発信の落とし穴 ~話しすぎてしまう~
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1つの質問対して、完璧なスピーチをしなければならないと思いがちです。グループ面接の場合はそのような側面もありますが、動物病院のほとんどは個人面接。会話のキャッチボールから理解してもらえればよいのです。

▼間を恐れない
間が怖くて次々と話を重ねてしまうケースも多いが、間は決して悪いものではなく、相手が自分の話を咀嚼して理解する時間と考えよう。なお、話を終える時には「以上です」と加えるとわかりやすくて◎

▼質問したくなる余白を残す
答えは長くても2分まで。聞いていてストレスがないのは1分程度。会話は相手が「もっと聞きたい」と思うことで盛り上がっていくので、言いたいことの7~8割話せればOKという心の余裕を持とう。相手が質問したくなる余白を残しておくことも大切。



【コミュニケーションの注意点の記事を動画でチェック!】
https://e-lephant.tv/ad/2000571/
※外部サイト(エレファントTV)に移動します

おわりに ~オンライン就活のゴールは…~

オンラインのみで採用を決めるのは動物病院側にとってもリスクであり、最終決定する動物病院はほとんどありません。説明会でも面接でも、オンライン就活での最終ゴールは「会ってみたいと思わせること」。
用意した志望動機をきれいに読み上げることよりも、自分という人間に興味を持ってもらうことが大切なのです。コロナ禍の就活は誰も経験したことがありません。それは採用する動物病院側も同じです。双方が今新たな取り組みにチャレンジをしているのです。そこには「こうしておけば絶対に安心という正解」はありません。だからこそ、「相手の立場」になって、感じること、考えることが大切です。

今回ご紹介したヒントを参考に、まずはオンライン授業や日常生活から、相手の立場で感じ、考える習慣をつけていきましょう。それは必ず、獣医師・動物看護師の仕事で活かしていけるスキルとなるはずです。ぜひ、頑張ってください!



《オンライン就活のゴールはこれだ!⇒『この人に直接会ってみたい』と思ってもらうこと》

執筆

田中理咲(たなかりさ)先生
動物病院ヒューマンスキル育成コンサルタント

航空会社勤務の後、獣医師である兄の影響を受け、動物病院の運営、人材育成に携わる。その後独立し、動物病院に特化した社会人マナー、接遇、後輩育成、チームマネジメントなどの対人関係能力(ヒューマンスキル)向上のためのセミナー、執筆活動、個別動物病院サポートを行う。これまでに3,000名以上の動物病院スタッフを指導する。

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